好きなことをつづける力

好きなことつづけてますか?

takedahrs / Pixabay

秋ですね。
大好物の栗の季節です。
栗といえばモンブラン。大好物です。
毎年必ず、食べ続けてます。

さて、
あなたが幼稚園の時、小学校の時、中学校の時、好きだったことは何ですか?

続けられてますか?

それが、仕事にできて、しかも暮らせるお金(ライスワーク)であり、
ライフワークであるといいなぁと思いました。

今日は、時代と経済の流れから、今風に生きながら、
好きなことを続ける方法について考えてみました。

いつだかホームドラマでこんなことを見ました。

絵が好きな子どもが、勉強しないで絵ばかり描いてました。
お父さんが、

絵なんか描いてないで、うんと勉強して、いい学校に入って、いいとこに
就職しないと、食べていけないよ。

絵や音楽、芸術で生きていくことは(スポーツも)実は難しいですよね。芸大も音大も、個別レッスンも高いです。リサイタルチケットも自分で、みなさん、周りに売っています。費用対効果が薄いので、効率的な生き方を教えようとする考えとは、あいません。
最小の努力で最短の結果を得るのがいいかどうかは、今日は長くなるので触れません。

わたしは、トランポリン好きだったので、トランポリンばかりしてないで、
他のこともしないと世界が広がりません。いろんな体験しなさいって言われました。母親は勉強嫌いだから子どもに強要できず、勉強好きな父にとっては、勉強とは言われなくても勝手にするものでした。だから、あんまり勉強しなさいと言われませんでしたが、進級できるかは、心配されるような成績でした。親に、ガミガミと成績表をもらうたびに言われてきました。

絵の好きな子どもの話に戻ります。
好きなことを活かすためにも、他を学ぶのは大切なこと、
そして、ライスワーク(食べるために必要な仕事と職)につくことを言われたら、
子どもは、仕方ないと思って、勉強するでしょう。

バブル、高度経済成長期は勉強がライスワークの最短ツールでした。
ブルーカラー(製造者)層のお父さん達は、しゃかりきに働いていました。
上役は、ホワイトカラー(設計者や、営業者)でした。当時ホワイトカラーは大学卒で、技術設計ができる理系や、法学や経済を学んだ文系でした。
彼らは、ブルカラー層より、効率的に働いて、収入を得ていました。だから、我が子には、ホワイトカラー的進路を進めたのです。これは、戦後、物のない日本を支えるために、たくさんの機械やインフラを作るために、必要だった社会システムです。

そして、その1世代前は、
農家に生まれたら、農家。豆腐屋さんに生まれたら豆腐やさん。大工さんに生まれたら大工。料理人の子どもは料理人。親が教師だったら、子どもも教師とか、公務員というのが一般的。だいたい跡を継ぐ。これも、それぞれの日本の丁寧で信頼ある仕事を育む重要なシステムでした。技術の習得に、師匠について、修行をするというのは、そこでしか体験できないことです。

現代は、なんでもできる代わりに、どうすれば、ライスワークを手に入れられるのだろう、一人一人が真剣に考えいます。
また、物が溢れているので、より安価なもの、差別化されたもの価値があるもの、趣向がこらされたものに需要があります。

若い子たちは、
なんでも選べます。選べるけど、その分、希望者が集まってきた厳しい市場を生き残っていくわけです。
そうすると好きなことでないと、心折れないで、続けていくことが難しい場合があります。

また、わたしたち、団塊ジュニア世代は、
ライスワークにありつけたものの、
残りの人生の目的も、ライスワークでいいのかと、何回か立ち止まってきていると思います。
好きなことは老後やセミリタイア後にしようと思っている人もいるかと思います。

例えば

あきらめた絵、それで暮らせなくても、褒めてもらえたり、誰か習いにきたり、少しお礼がもらえたり、
生活が楽しくなることが、老後より少し早くきたら嬉しくありませんか?

スポーツでも、写真でも、洋裁でもなんでもいいです。老後ではなく、今、その好きなことをツールに
ほんの少し豊かになったり、見てもらったり、少しお礼がもらえたりしたら嬉しくありませんか?
あるいは、それが欲しかったと思う人と、友達になれたら素晴らしくないですか?
ワクワクしてきませんか?

知ってもらう人が多くなることのパワーってすごいと思います。

自分がこんなこと好きって言える時間があったらいいですね。

ウェブサイトで、作品展が無料でできる時代です。
少し難しくいうと、ポートフォーリオを作ってアップロードする。見てもらえるように仕掛けをする。

そんなお手伝いを、形にできると嬉しい。

ITインクトラクターとしてお手伝いできると嬉しい。

わたしも、好きなこと、トランポリンを続けています。

どんな形でも、誰かに知ってもらえると嬉しいですよね。

好きなこと続けてますか?についてかいてみました。

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